日本酒・焼酎の企業が注目すべき海外展示会5選

日本酒・焼酎の企業が注目すべき海外展示会5選

日本酒は近年「Japanese sake」として、海外では大変人気の高い商品となっています。
また、焼酎の人気も徐々に高まっており、焼酎の輸出を考える企業も多いのではないでしょうか?
今回は、日本酒や焼酎を販売する日本のメーカーが注目すべき海外の展示会を5つご紹介します。

ProWein(ドイツ)

ProWeinは、ドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大級のワインおよびスピリッツの展示会です。毎年60,000人以上の専門家が参加し、130カ国以上からの出展者が集まります。この規模の大きな展示会に出展することで、日本酒や焼酎の知名度を向上させるとともに、世界各国からのバイヤーや専門家とのつながりを築くことができます。また、ドイツはヨーロッパ最大のワイン市場であり、日本酒や焼酎の輸出先としても市場の拡大が期待されています。

Vinexpo(フランス)

Vinexpoは、フランスのボルドーで開催される世界的なワインおよびスピリッツの展示会です。
出展者数は約2,800社、来場者数は約50,000人にのぼります。ワイン文化が深く根付くフランスにおいて、日本酒や焼酎を紹介することで、欧州市場における認知度向上や新たな取引先の獲得につながります。さらに、ヨーロッパ市場でのトレンドを把握するうえでも、Vinexpoは重要な展示会となります。

Tales of the Cocktail(アメリカ)

Tales of the Cocktailは、アメリカのニューオーリンズで開催される、カクテルやスピリッツ業界の国際イベントです。このイベントでは、バーテンダーや業界関係者が集まり、新しい製品やトレンドを紹介する場として知られています。日本酒や焼酎をカクテルの材料として広めることで、新たな需要を創出し、アメリカ市場におけるポジショニングを確立することができます。

Hong Kong International Wine & Spirits Fair(香港)

香港国際ワイン&スピリッツフェアは、アジア太平洋地域で最も重要なワインおよびスピリッツの展示会の1つです。香港はアジア市場における重要な拠点であり、特に中国市場へのアクセスにおいて重要な位置を占めています。この展示会に出展することで、アジア市場における日本酒や焼酎の認知度を高め、新興市場でのビジネスチャンスを掴むことができます。さらに、香港は免税港であり、多くのバイヤーが訪れることから、商談の機会も豊富にあります。

London Wine Fair(イギリス)

ロンドンワインフェアは、イギリスのロンドンで開催される、国際的なワインおよびスピリッツの展示会です。イギリスはヨーロッパ有数のワイン消費国であり、多様な文化が交流する都市であるロンドンでは、日本酒や焼酎の需要が増加しています。この展示会に出展することで、イギリス市場における販路拡大やブランドイメージの向上が期待できます。また、イギリスはヨーロッパ全体への影響力が強く、欧州市場における日本酒や焼酎の地位向上に寄与します。

まとめ

いかがだったでしょうか?
以上が日本酒・焼酎向けの展示会になります。
これらの展示会に出展することで、日本酒や焼酎の認知度向上・新たな取引先との出会い・市場トレンドの把握や顧客ニーズの理解・ブランドイメージの向上など、さまざまなメリットが生まれます。
その他にも各市場のニーズや嗜好を理解することができれば、それに応じた商品開発や販売戦略を立てることができます。
これらの展示会への出展を通じて、日本酒や焼酎の輸出促進や海外市場開拓が進めば、日本の酒造業界全体の発展に寄与し、世界中で日本酒や焼酎のさらなる需要拡大を見込むことができるでしょう。